RP4030

テレダイン・レクロイのRP4030電源レールプローブは、以下の一部として低電圧DC信号を捕捉する必要がある場合の要件を満たしています：

• 包括的なパワーインテグリティ、デジタルパワーマネジメントIC（PMIC）、電圧レギュレータモジュール（VMR）、ポイントオブロード（POL）スイッチングレギュレータ、または低ドロップアウトレギュレータのテスト
• PMIC、VRM、POL、およびLDOを含む完全な組み込み電力管理システム

RP4030は、テスト対象デバイス（DUT）に過度の負荷をかけることなく、低インピーダンス、低電圧のDC電源/電圧レール信号を忠実に捕捉し、高オフセットを提供して、高感度のオシロスコープレンジ設定でDC電源/電圧レール信号を表示できるようにします。

±30Vオフセットにより、DC信号を高感度ゲイン設定（最大800mVダイナミックレンジ）でオシロスコープグリッドの垂直中央に表示できます。

プローブの減衰は、公称1.2x(オシロスコープにDC 50 Ωでカップリング）です。 これにより追加ノイズが最小限に抑えられ、システムノイズの低い高分解能のHDO/HDオシロスコープでは最も有効となり、最高の感度ゲイン設定で最低のノイズが得られます。

DCでの50 kΩの入力インピーダンスは、DC電源/電圧レールへのプローブの負荷を効果的に排除し、より正確な測定と信号の忠実度を提供します。

CPU付近をプロービングする場合に必要となる最大帯域幅を提供し、パワーインテグリティ測定を行う際に4 GHz、12ビットのWavePro404HDと組み合わせると最適です。

RP4030には、MCXおよびU.FLPCBレセプタクルマウントを備えたソルダインケーブルと同軸ケーブルが標準で付属しています。 ブラウザチップはオプションで用意されています。 追加のレセプタクルまたはリードをアクセサリとして購入し、回路に接続したままにして、テストまたは検証段階でさまざまな信号を簡単に繋ぎ変えて測定できるようにすることができます。

350 MHzのブラウザチップがアクセサリとして利用できます。 このブラウザチップは、パススルーの0 Ω抵抗（50 Ωチップインピーダンスおよび1x減衰を実現）を追加した従来からあるトランスミッションラインプローブです。RP4030と組み合わせて使用すると高DC入力インピーダンスが実現可能です。このブラウザチップアクサセリには450 Ωおよび950 Ω抵抗も付属し、従来からの10xまたは20xトランスミッションラインとしても使用することもできます。