主な機能
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2kVCAT安全定格モデル
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幅広い動作電圧範囲を実現
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広い周波数範囲にわたる並外れた同相信号除去比(CMRR)
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1%のゲイン精度
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高/低両減衰比設定時において高いオフセット能力
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ACおよびDC結合
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自動スケーリングを備えたProBusアクティブプローブ・インターフェース
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自動切断スイッチ付きオートゼロ
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オシロスコープとの幅広い互換性
並外れた同相信号除去比(CMRR)
このプローブのCMRRは非常に高い周波数まで良好であり、パワーエレクトロニクスに見られるノイズの多い高コモンモード環境での測定能力を大幅に向上させます。 高いCMRRの他に、低いプローブノイズと高いオフセット機能を同時に持ち合わせているので、他のHV差動プローブと比較して優れた測定性能を提供します。
高精度測定
HVD3000Aシリーズプローブは1%のゲイン精度を持ち、正確な電圧測定を可能にします。 オートゼロ機能により、わずかなオフセットドリフトを校正することができ、測定精度をさらに高めることができます。この機能は、測定対象デバイスからHVD3000Aリードを取り外すことなく適用できます。
最も広いアプリケーションをカバー
HVD3000Aシリーズは、120/240Vスイッチモード電源から600Vクラスおよび5kVクラスの電気機器まで、あらゆるアプリケーションに対応します。 各モデルは、利用可能な最高の電圧精度、最も広い差動およびオフセット電圧範囲、および優れたCMRRを備えています。
1500 Vdc CAT III 定格
HVD3206A は、IEC/EN 61010ー031:2015規格に従って、1500 Vdc の太陽光発電 (PV) 測定をサポートします。 1500 Vdc CAT III および 61010 V (DC+peakAC) CAT I 定格を持っています。
プローブとオシロスコープとの統合
このプローブはProBusインターフェースを備えており、オシロスコープから電源供給を受け、双方向通信を行っています。そのため、別個の電源やバッテリーを必要としません。 また、双方向通信により、減衰率はオシロスコープのゲイン設定(V / div)に基づいて自動的に選択されます。